伝説の聖人が生み出したそり立つ断崖絶壁の岩、ダウンパトリックヘッドでプチハイク
Dia dhuit! みなさんこんにちは。エイレです!
初回の記事から、だいぶ時間が経ってしまいました。
今日3月17日は、世界的にも有名なアイルランドのお祭り「セント・パトリック・デー」なのでこれを機に再スタートを切りたいと思います!
Happy Saint Paddy's Day! ☘
3月17日は本国アイルランドでは国民の祝日で、街中の至るところでパレードが行われ、みんなギネスを片手にお祭り騒ぎをしている頃でしょう!
日本でも全国各地でセント・パトリック・デーのイベントが先週から開催されているようですね!こんな10,000kmも離れてる極東の日本でも祝われるなんて、よく考えるとすごいことですよね!
愛国心が強いアイルランド人。世界中に散り散りになっていっても、自国の文化を誇りにして大事にしてきたからなのでしょうか。
さて、そんな聖パトリックにちなんで、昨年のクリスマス前に訪れたCounty Mayo(メイヨー県)の北部に位置するダウンパトリック・ヘッドについて紹介をしたいと思います。
メイヨーの中心部であるキャッスルバーからは車で1時間ちょっとの距離。
入場料、駐車場が無料です。
地元の伝説によると、
キリスト教への改修を拒んだ異教徒の神様との争いの中で、炎の中に投げ込まれそうになった聖パトリックは拾った石に十字架を刻んでそれを炎の中に投げ込む。すると海岸に岩の割れ目ができ、恐れをなした異教徒の神は要塞に逃げ込み、すかさず聖パトリックは杖で地面を突いてその要塞を離れ小島にし、孤立してしまった異教徒の神は終いには虫に食われて亡くなった
と伝えられています。
アイルランドはほんとに神話が好きな国ですよね笑
写真の中央にポツンと立っているのは聖パトリックの銅像。
科学的には1393年の強烈に荒い海によって海岸線の岩と岩を繋いでいたアーチが崩れ、独立した高さ45mの巨大な岩ができあがったそうです。海岸線は約3億5000万年前からあったみたいで、どうりであっぱれな地層!
訪れたのはクリスマスちょっと前のタイミングで、移ろいやすい西海岸の天気のせいもあり、あまり期待していませんでした。
それに加え、その日は雨の中ドロドロの山道を歩き、移動中の車の中では疲労で爆睡、ダウンパトリック・ヘッドに着いたときには、濡れた足も乾いておらずテンションダダ下がり、渋々、嫌々、車から降りるような状況。
歴ヲタの彼に「こっちに戦時中に使われてた軍事用のサインが残ってるから見に行こうよ!」と言われた時の私の反応は「.........ホワイ?」
しかし、眼前に広がるこの景色。
ちょうど夕暮れ時、ピンク色に染まる空とその色に溶け込む海。
地平線の向こうに消えていく夕日も見ることができました。
寝起き機嫌悪すぎて。。。本当にスミマセンでした!同じくらい疲れてる中運転してくれてるのにゴメンなさい。。
湿気の多いアイルランドは、草の緑の色が鮮やかで本当に綺麗。
地面に所々もっこりとしてるところがあり、フワフワして歩いてて楽しかったです。
この日は平日だったので、観光客は私達しかいませんでしたが、夏場と土日はかなり混むみたいです。そして、なんと言っても日頃から雨と風がすごい場所ですので、ハイキングブーツは必携です。
ぜひ、メイヨーを訪れた際は訪れてほしいスポットです。
ダウンパトリックまでの道中では、古い家など牧歌的な風景も楽しめますよ!
そんなアイルランドでは、今週の日曜日にラグビーの「Six Nations」の決勝戦でイングランドのと試合が控えてますね!いろんな意味でアイルランド人にとっては永遠の宿敵のイングランド。
いつもと熱の入り方が違います。わざわざ、この試合をお父さんとテレビで見るために、私の相棒はダブリンに週末帰省予定です。
ぜひアイルランドに勝ってほしい!
アイルランドに関する情報を、定期的に更新していこうと思いますので、引き続きご覧いただけると嬉しいです。
では、Slante! (スロンチャ)
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